こんにちは、今日もブログへの訪問ありがとうございます。
今回はぎっくり腰になってしまった際の自分で出来る最短の治し方をご紹介したいと思います。
ぎっくり腰になってしまったら動こうにも動けない…
仕事があったら、職場の同僚にも迷惑かけられないし…
家庭では親、夫、嫁、子供や家族に迷惑をかけたくない…
この辛い痛みを出来るだけ早くなんとかしたい!!
と誰もが考えるはずです。
でも温めればいいの?冷やせばいいの?どんな物を使って?湿布??
安静にしていたほうがいいの?無理のない範囲で動かせばいいの??
どんなケア(体操)すればいいの??
と疑問が尽きません。
今回はそんなぎっくり腰を重症度合いに応じた治し方をご紹介していきます。
ぎっくり腰の重症度合いについて
まず初めにぎっくり腰といっても人によって症状や重症度合いは様々です。
そこであなたのぎっくり腰がどの程度悪いのかを自分で把握する必要があります。
①全く動けない
②杖や支えを使えば歩ける
③杖や支えがなくても歩ける
④特定の動作のみ痛い
に分けることができます。
①は寝てしまったら寝返りをうつのもやっとで起き上がれないような状態です。
相当ひどいぎっくり腰になります。仕事内容にもよりますが、肉体労働でなくても3日程度は仕事を休むことを覚悟しましょう。
②は痛いけどなんとか寝返りやベッドから起きられるという状態です。座ってやっと靴下が履ける程度の痛みになります。
こちらもひどいぎっくり腰になります。肉体労働でなくてもできれば3日程度仕事休みましょう。
③は一番多いパターンになります。もちろん寝返りやベッドから起きる際に痛みは感じますが、
杖や支えなしで起きてさえしまえばなんとか歩けます。肉体労働でなければ1日休む程度でなんとかなります。
④は軽度のぎっくり腰となります。寝て起き上がるときだけ痛いとか、座っていて立つときだけ痛いなどです。
こちらは痛み仕事を休むほどではありません。
上からご自身のぎっくり腰の重症度合いがだいたいどれくらいなのかイメージをつけてみてください。
なぜかというと、重症度合いによってケア方法が変わってくるからです。
具体的には目次の3と5の身体の動かし方が重症度合いによって変わってきます。
温める?冷やす?
温めればいいのか?冷やせばいいのか?という疑問なのですが、必ず冷やしてください。
冷やす理由については、ぎっくり腰が起きているということは腰に炎症が起こっている状態です。
痛みが強ければ強いほど激しい炎症が起きていると考えてください。
炎症が起こると5兆候という【腫脹・熱感・発赤・疼痛・機能障害】が起こってしまいます。
腰は範囲が広いので、腫れたり赤くなったり、熱感を感じたりというのは認識しづらい場所になりますが、
炎症である以上これらが必ず起こります。
【腫脹】→腫れて膨らんでいる状態です。
【熱感】→熱を帯びている状態です。
【発赤】→肌が赤くなっている状態です。※これは腰では確認しづらいです。
【疼痛】→痛みのことです。
【機能障害】→動かすと痛い状態(寝て起き上がるときに痛い、靴下がはけないなど)
これらを解消するためには絶対に冷やさないといけません。
物理学的にみても【ボイル・シャルルの法則】というものがあり、温めると物体は膨張する特性があります。
つまり、ただでさえ膨らんでいる組織を温めるともっと膨らんで腫脹が強くなってしまいまし、熱感、発赤、疼痛、機能障害がひどくなってしまいます。
ですので、今ある炎症を取るために冷やしましょう。温めるのは厳禁です。
では冷やし方なのですが、氷を使って冷やしていきましょう。
ほとんどの人が保冷剤やアイスノンを使って冷やそうと考えるはずです。
何故、保冷剤やアイスノンだとダメかというと、
保冷剤やアイスノンはマイナス2度くらいになるため、低温やけどを起こしてしまうからになります。
人間の身体はタンパク質でできており、上は42度、下は0度以下で変性といって形がかわってしまいます。
ですので、保冷剤やアイスノンを使うと痛めている組織をさらに痛めてしまうので、氷を使ってみてください。
具体的な使い方としては氷のうに氷を入れて水を7割入れ、空気が入らないようにして使ってください。
氷に水を入れることによって、0度以下にはならないようにしています。
また氷のうの素材はできるだけ熱伝導効率の高い素材がいいです。こちらを紹介しておきます。
【楽天市場】ひえぷる アイシング 氷のう:豆豆屋 (rakuten.co.jp)
もっと詳しい方法についてはこちらの記事に動画付きで載せておりますので、参考にしてみてください。
温める?冷やす? – 【淡路市の腰痛専門 白井整体院】ヘルニア、坐骨神経痛、脊柱管狭窄症など (zutto-kenko.com)
安静?動かす?
安静にしていたほうがいいのか?それとも動かしたほうがいいのか?という疑問なのですが、
結論としては動かした方がいい!
ただし、そのぎっくり腰の重症度合いによって動かす範囲を見極めなければいけません。
具体的にはひどいぎっくり腰なのに、肉体労働で腰に負担をかける仕事をすれば悪くなるし、
たとえぎっくり腰を治すための体操だって、症状がひどすぎれば体操のレベルを症状のひどさに合わせて変えてあげなければいけません。
ですので、結論としては動かした方がいいけど、症状の重症度合いに見合った動き(体操)をどんどんしていくほうが良いということになります。
具体的な体操については下に紹介していますので参考にしてみてください。
早く治すためにどんな体操をすればいいの?
早く治すためにやった方がいい、尚且つ重症の方でも出来る体操を3つご紹介します。
一つ目が、【ミルキングアクション】という体操になります。
こちらは相当重症な患者さんでも出来る安全な体操になっていますので、まったく動けない方は是非これをたくさんやってください。
やり方は仰向けに寝転がり、足を伸ばした状態で足首を歩くように動かしていきます。
その際、骨盤も動くように大きく動かしてみてください。
この体操は足首の体操ではなく、骨盤を動かす体操になります。
ぎっくり腰になってしまったときは骨盤も動かなくなってしまっているので、骨盤をこのような体操で動かしていってあげましょう。
具体的なやり方はこちらの動画でご確認ください。
次に紹介する体操なのですが、【ハイハイ】になります。
ハイハイにも2種類やり方があります。1つ目が爬虫類のハイハイ。もう一つが哺乳類のハイハイになります。
重症度合いが高い人は爬虫類のハイハイからやってみてください。
2つ目の体操【爬虫類のハイハイ】のやり方はこちらになります。
全く動けないことはないけど、なんとか痛いけど立てる歩けるという方は哺乳類のハイハイをしてみてください。
3つ目の体操【哺乳類のハイハイ】のやり方はこちらになります。
ぎっくり腰を本気で最短で治す一日のスケジュール
具体的なぎっくり腰を本気で治す一日のスケジュールを書いてみました。
7時起床→ミルキングアクション 400回×2セット
7時10分→ふとんから這いずり回り、氷のうに氷を作る
7時30分→腰に氷を当て冷却30分(横向きで寝ながら)※氷は落ちないようにバンドで固定
8時→這いずり回り、テーブルで朝食を食べる
9時→ 腰に氷を当て冷却30分(横向きで寝ながら)※氷は落ちないようにバンドで固定
9時30分→ハイハイ爬虫類(時計回り5分)休憩5分続いて (反時計回り5分)休憩5分
9時50分→休憩(2時間)
12時→這いずり回って、テーブルで昼食を食べる
13時→ミルキングアクション 400回×2セット
13時10分→ハイハイで冷蔵庫までいき、 氷のうに氷を作る
13時20分→ 腰に氷を当て冷却30分(横向きで寝ながら)※氷は落ちないようにバンドで固定
13時50分→ハイハイの四つ這いの態勢でキープしておく。しんどければ休み休みでOK(10分)
14時→ ハイハイ爬虫類(時計回り5分)休憩5分続いて (反時計回り5分)休憩5分
14時20分→ ハイハイで冷蔵庫までいき、 氷のうに氷を作る
14時30分→ 腰に氷を当て冷却30分(横向きで寝ながら)※氷は落ちないようにバンドで固定
15時→休憩2時間
17時→ ミルキングアクション 400回×2セット
17時10分→13時50分→ハイハイの四つ這いの態勢でキープしておく。しんどければ休み休みでOK(10分)
17時20分→ハイハイ爬虫類(時計回り5分)休憩5分続いて (反時計回り5分)休憩5分
17時40分→ ハイハイで冷蔵庫までいき、 氷のうに氷を作る
17時30分→ 腰に氷を当て冷却30分(横向きで寝ながら)※氷は落ちないようにバンドで固定
18時→夕食
19時→休憩1時間
20時→風呂(ひどすぎるぎっくり腰の場合は初日は風呂に入らない、そうでなければシャワーのみ)
21時→また氷のうに氷を作り、腰に30分当てる
21時30分→ ミルキングアクション 400回×2セット
21時40分→自由時間&就寝
冷却回数は6回になります。冬場で寒い場合は部屋を暖房であったかくしたり、電気毛布を使うなどして工夫してみてください。
かなりひどいぎっくり腰でもこの通りにやっていただければ3日で動けるようになります。
いかがだったでしょうか?
最後までご覧いただきありがとうございました。
白井整体院 白井三志郎
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