85歳5分しか歩けない脊柱管狭窄症はこうやって治した

今回は『85歳の5分しか歩けない脊柱管狭窄症のお婆ちゃんを私はこうやって治した』というテーマでお伝えしていきます。

皆さんの中にも、病院で脊柱管狭窄症と診断されて『これは歳のせいだから治ることはないよ』と言われてショックを受けたり、これからどうなってしまうんだろう?と不安に思われている方はいませんか?

実はこちらの谷口さんも、全く同じ状況で病院からは治らないと言われて歩くのも杖をついて5分歩くのがやっとという状況でしたが、今では1時間歩けるようになって、神経痛も痺れも無くなりました。

今日はこのお婆ちゃんを白井はどうやって治したのか?ということを出来るだけ具体的にお話します。

私の動画を初めて見る方は、私が他の治療院と真逆のことを言ってるから、白井嘘ついてるんじゃないのか?って思われる方もいるかもしれないので、最後にご本人さまにも出演してもらって、どんなことをやって治ったのか?どんなことが辛かったのか?とか、どのくらいの期間で良くなったのか?とかどのような経過を辿って治っていったのか?とあとはお金の話も赤裸々にお話しております。谷口さんのメッセージがきっと諦めないあなたに勇気をくれるので是非とも最後までご覧ください。※インタビューは動画のみ

きっと脊柱管狭窄症の皆さんも治療家の先生方も参考になる部分はたくさんあると思います、

これから腰痛を本気で改善したいという方、普段の治療のヒントにしたいと思った先生方は是非チャンネル登録といいねをお願いします。

では本題に入りましょう。こちらの患者さんは病院で脊柱管狭窄症と診断され6年間、長く立ったり歩いたりすると腰痛と左のお尻や足の痛みに苦しめられ、間欠性跛行という歩行障害が出ていて、近所のお墓参りに行くのも杖をついて5分歩いては休み、また5分歩いては休みとされていて、お尻から足の痛みも酷いし痺れもきつくてこのままだと買い物も困るし、一人暮らし自体も続けることが出来なくなってしまって、施設に入るしか選択肢が無くなるんじゃないかと不安がられていました。

このお婆ちゃんを治す上で私が治療家として考えたことは次の3つです。

  • ①脊柱管狭窄症になってしまった原因はなんだろう?
  • ②脊柱管狭窄症を治すための正しい努力が出来るだろうか?
  • ③脊柱管狭窄症を治すために正しいケア方法をやってくれるだろうか?

では具体的に①の原因の部分から見ていきましょう。

目次

①脊柱管狭窄症になってしまった原因はなんだろう?

このお婆ちゃんに対して初めてお会いしてから、問診とカウンセリングを進めてお話を伺うと、

谷口さんは、若い頃から立ち仕事をされていて、移動手段は自転車や原付バイクに乗ることが多く、70代のときに足の骨を骨折してしまった経緯もあって、それからは無理をせずに、お家で座ったり、ゴロゴロしながら過ごす時間が長いという生活を送っていました。また、普段、家にいるときは椅子ではなく、床に直接座ることが多く、冬は腰にカイロを貼っていたとのことでした。

それから足に痛みや痺れを感じるようになって、前は歩けていた距離もいつの間にか歩けないようになって驚いて整形外科へ受診しました。

病院では画像検査を行い、脊柱管狭窄症と診断されて、痛み止めのお薬とシップ薬を出されて『ストレッチをよくやるように』と医師に告げられて次回の来院の予約をとられたそうです。

それからしばらく通院するも、症状は一向に良くならず『病院の先生に、これはいつになったら治るんですか?』と聞いたそうです。すると病院の先生は『これは歳のせいだから治らない』と言われてすごくショックを受けたそうです。とこのようなお話をしてくださいました。

ここで私はどうして谷口さんが脊柱管狭窄症になってしまったか、問題のあった行動をピックアップしていきました。

その、問題ある行動はこちらになります。

  • 自転車や原付バイクに若い頃から良く乗っていたこと
  • 床に直接座る生活をしていたこと
  • 足の骨折をしてしまったこと
  • 骨折後、家でごろごろする時間が増えたこと
  • 腰にカイロを当てていたこと

ではそれぞれ見ていきましょう。

自転車は身体にいいと思われがちですが、実はあんまりおススメできません。

理由は骨盤はアーチ構造と呼ばれる作りで出来ています。

アーチ構造ってなんやねん?ってなると思うんですが、石橋を思い浮かべてください。石橋っていうのは真ん中が逆三角形の形をした要石とか、キーストーンって呼ばれる石が必ずあります、でこのキーストーンは左右からの橋の足の力を支えるっていう役割をしています。

この構造は重力に凄く強い構造になっていて、上に重い物がいくら乗っても崩れないし耐久性も非常に強いので歴史的な建造物とかにもよく使われてきました。

ですがこのアーチ構造にも弱点があります、それは何なんかというと、下からの力にすごく弱いです、例えばこのキーストーンの真下からでっかい岩が突き上げるとこの緑のキーストーンが上に持ち上げられてここに隙間が出来てガラガラと簡単に崩れてしまいます。このアーチ構造が人間の身体にも使われています。それがどこなんか?っていうたら骨盤になります。だから骨盤って大事なんですってどこでも言われてるんですけど、この仙骨がキーストーンになって両足からの力と上半身の重みを支えている構造をしています。自転車に乗るとサドルでこの仙骨部分を自分の体重の反発力で下から突き上げられた形になるんですね、そうするとこのアーチ構造が崩れて腰を支えることができなくなってしまうので自転車が悪いっていう話になります。ちょっと関連する話なんですが、同じ理屈で原付バイクも良くないし、仙骨を直接地面につけて座る地面座りも良くありません。

この自転車の話をすると絶対にコメント欄に批判コメントが来るんですね。おそらく自転車でリハビリしている人だと思います。お気持ちはわかります。御自身が良かれと思って頑張っていたことが否定されると誰だって腹が立ちます。ですが、これを見て下さい。これはジョッキーと競輪選手が共通して腰痛がひどいことを取り上げた整形外科医の討論会とこちらは競輪ニュースの記事です。競輪やってる人は常識なんですがこの記事でもあるように競輪選手で腰痛ってみんなあるんです。

こちらの競輪選手のブログでも腰痛に悩んでることを書かれています。

つまりあれだけ身体を鍛えてる人たちでも筋肉がおっつかないくらい自転車って腰に悪いんです。

ですのであくまで私は自転車はあまりお勧めしていません。

次の③の足の骨折なんですが、骨折をしてしまうと、少なくとも一か月は骨折した足に体重が痛くて掛けられない時期が続いてしまうんです。そのあとも身体が怖いから痛い側に体重を乗せない癖が自然とついてしまいます。すると、関節の骨と骨の本来の位置関係が崩れてしまうんです。体重がかからないことによって骨と骨の間に隙間ができてしまいます。特にさっき大事な場所といった骨盤のこの仙腸関節という場所の隙間ができてしまいます。ここに隙間ができると、全身の関節が動きにくくなってしまいます。だから骨折も関係するし、そのあとのお家でゴロゴロする時間が長くなってしまって普段よりも関節に正しく体重がかけられていない生活というのも同じ理由で悪くなってしまいます。

これが③と④ですね。

あとは⑤のカイロなんですが、人の身体はたんぱく質と脂質でできています、骨もたんぱく質にカルシウムが沈着した物です。このたんぱく質と脂質はどっちも熱に弱いっていう性質があります。

生卵をフライパンに載せて火にかけたら白身が透明から白く色が変わりますよね。

あの温度が42℃になります、たんぱく質は42℃で変性といって形が変わります。だから60℃とかになる貼るカイロを腰に貼っているとじわじわとたんぱく質変性が起こって骨も少しずつ変形していってしまいます。こうお話すると、『え?でも温めると痛みが楽になるし他の接骨院でも温めるほうがいいって言われました』っていう人から批判コメントが1万件くらいいるんですが、そのカラクリは脳の閾値っていう問題が関係するのですが、脱線してしまうのでそこを詳しく知りたい方はこちらの動画で詳しく解説しておりますので概要欄に貼っておきますので見てみてください。

とこれら⑤つのことがこのおばあちゃんの脊柱管狭窄症になってしまった原因に深く関係していて、それらの長年の繰り返しによってちょっとずつ悪化していってるんだよということをお伝えしました。

だから今後は自転車に乗ったり、地面に直接座ったり、腰にカイロを貼ったりはやめてくださいねとお伝えしました。

これが、治療家として3つ考えたことの一つ目、【脊柱管狭窄症になってしまった原因はなんだろう?】でした。

  • 続いて私が治療家として考えたこと2つ目の【脊柱管狭窄症を治すための正しい努力が出来るだろうか?】

②脊柱管狭窄症を治すための正しい努力が出来るだろうか?

これについてお話したいと思います。

脊柱管狭窄症は一言で言うと背骨の変形になります。もっと詳しく言うと、背骨の軟骨部分の変形が影響を及ぼします。ですので、これを治そうと思うと変形した軟骨を治さないといけません。

お医者さんはそんなことは不可能だといいます。だから手術しかないよって言われます。けど実は手がないわけではありません。この軟骨は関節の中の関節液という液体から栄養分をもらって少しずつですが再生します。お医者さんもそのことは知っていますが、この関節液をどうやって出すのかっていうことまでは知りません。ちなみにこの関節液の人工物がヒアルロン酸になります。だから膝にヒアルロン酸を注射するんです。ちょっと余談でした、ここで重要になるのがこの関節液をどうやって出していくのか?これが良くなるのか良くならんのか?に直結します。そして実は歩くとこの関節液が出てくれます。ただ条件があって、43分連続で正しい歩き方で歩かないとこの関節液は出てくれません。詳しくはこちらの動画で解説しておりますのでこちらの動画も参考にしてみてください。ただ、そうはいってもこのおばあちゃんははじめは5分しか歩けません。ですが、特殊な治療をするとこの関節液を出すことができます。そうすると、少しですが歩ける時間を伸ばすことが出来ます。

こちらの患者さんは治療前と治療後同じ日に撮影したものですが明らかに歩きやすそうになっています。そうやって5分しか歩けなかったものが、少しづつ10分になり、15分になり、まずは43分を目指してもらいました。

これが私が治療家として考えたことの2つ目になります。

続いて③【脊柱管狭窄症を治すために正しいケア方法をやってくれるだろうか?】

についてお話します。

③脊柱管狭窄症を治すために正しいケア方法をやってくれるだろうか?

正しいケア方法ってなんなのか?これは氷水で冷やすっていうことになります。

高齢の方はこの話をすると、全員蕁麻疹出るくらい拒絶反応示されます。なんで氷水で冷やすのか?

って話なんですが、脊柱管狭窄症は腰の変形する過程で現象として炎症が必ず起こります。

この炎症っていうのは読んで字のごとく、炎がいっぱいで熱を持っているっていう状態になります。

だからこの炎症を抑えるためにも冷やすってことをやらないといけません。ここで勘違いしてしまう人が50万人くらいおられるのが、保冷剤で冷やすって人がおられます。これやっちゃうと、凍傷になって余計に炎症が助長されて悪化してしまうので絶対にやめてください。

なんで氷水なんか?っていうところは、水は0℃以下にならないんです。だから凍傷のリスクを出来るだけ減らしています。それでもすごく肌が弱い人は稀に凍傷になってしまう方がおられるので、そんな方は氷の数を少なくしてやるか、またですね、冬場は氷を入れすぎると肌が弱い人は

腰にティッシュを挟んで冷やしてみてください。

この冷やす方法も道具や回数、作法があります。それも詳しくはこちらの動画で解説しておりますのでこちらのほうを参考にしてみてください。これも概要欄に貼っておきます。

これが私が治療家として考えたことの3つ目になります。

これら3つのことをやっていただきながら私の治療を受けて頂いてこのサイクルをグルグル回していきました。

すると、少しずつですが、まず連続歩行距離が伸びてきました。

そうして43分歩けるようになった頃には痛みがまだ残っていますが随分減っていました。

このサイクルを辞めずに続けていくと1時間歩けるようになっていつの間にか痛みも痺れも忘れているように良くなりました。

このような経過を辿って谷口さんは良くなられました。

では最後に実際の谷口さんのインタビューをご覧ください。

腰痛を改善するためにありとあらゆる手段を試したけどダメ、手術をしろと言われて悩んでいるという方はぜひチャンネル登録していただき腰痛改善するためのヒントを発信していきますので次の動画も楽しみにしていてください。

もしもどうにもならんわとか、関西で白井に見てほしいという方がおられましたら、兵庫県の淡路市で治療院をやっておりますので私のほうまでご相談ください。一度お身体診させていただいて出来るだけご自身に合った自宅ケアプランを考えさせていただきます。

では次回の動画も楽しみにしていてください。今日もご視聴ありがとうございました。

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次
閉じる